こんにちは!小林榛菜です。
今回は昨年の12/21(土)~22(日)に
広島市青少年野外活動センター・こども村にて行われた、
「冬のホリデースクール2019」の報告です。
今回のスクールのコンセプトは、
「この物語の主人公は君だ。~知恵と勇気と遊び心の大冒険~」
初めて出会う人と、普段とは違う環境で過ごした2日間。
メインプログラムである「アドベンチャーハイク」だけでなく、スクール自体が「冒険」でした。
みなさんにはこの2日間でどんな冒険が待っていたのでしょうか?
少しのぞいてみましょう!
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みんなが続々とやってきました!
これから2日間一緒に過ごす、ホームのみんなとの初対面です。
出会ったばかりでみんな緊張しているかな?と思っていましたが、
さっそく輪になっておしゃべりしていてびっくりしました!
みんな揃ったら子ども村へしゅっぱーつ!
子ども村まではバスで約1時間。隣の席の子に話しかけることはできましたか?
到着すると、アドベンチャーハイクで待ち受ける様々な試練を乗り越えるために、
まずはレクでホームの団結力を高めました。
「危ない!落ちるー!」という声があちこちから聞こえてきましたね笑
みんな楽しそうで、私も混ぜてほしいな~!と思っていました(^^)
ホームの団結力も高まったところで、いよいよアドベンチャーハイクの始まりです!
「これから君たちは『明日来ぬ村と5つのオーブ』という物語の世界を、
一人の魔導士として冒険することになる。」
これから始まる冒険に、みんなの目が輝いていました☆彡
世界中の人々からの依頼が集まるギルドという団体に所属した魔導士のみんなは、
年に一回行われるコンテストでの優勝を目指してホームでクエストに挑戦です!
「みんなみんな!このクエスト近い!これ行かん?!」
「近い!行こ!」
より多くの報酬を獲得するため、
ホームのみんなでどのクエストに挑戦するかを話し合います☆
次のクエストに向かって走っていく姿も…!
12月だったことに加え、天気も曇りでかなり寒い日でしたが、
子どもたちの元気さには圧倒されました…!!
報酬獲得の瞬間です!
報酬をもらって嬉しそうなみんなの笑顔を見ていると、私まで嬉しくなりました☆彡
ギルドに戻って作戦会議中。
すると…、
「助けてくれ!俺の村が魔法によっておかしくなってしまった!」
どうやら青年の村は魔法によって呪われてしまったようです。
飛び込んで来た青年の村を救うため、ギルド総出で力を合わせることになりました!
次の日からの非常に難易度の高いクエストに備え、みんなで焚き火をして士気を高めます!
焚き火の締めにはみんなで盃を交わします!
中には「苦手…」という声も聞かれましたね。
リーダーも飲みましたが、ちょっぴり苦手な味でした…笑
ですが、苦手な味でもみんなで盃を交わしたことで、
「このメンバーで村を救うんだ!」という思いが強まったのではないでしょうか?
士気も高まったところで、いよいよ2日目、村を救うために動き出します!
村を救うためには、クエストをクリアし、「オーブ」を手に入れる必要がありました。
オーブを手に入れるために、みんな積極的にクエストに取り組んでいました!
宝箱の鍵を開け、中に入っている村人の遊び道具を届けるというクエストは
難しかったという声を聞きました…。
ですが、ホームで力を合わせて暗号を解き明かせたようですね!
最後のクエストをクリアしたホームはオーブを手に入れることができました!
素敵な笑顔ですね☆彡
みんなが見守る中、村を救うためにオーブを祭壇に戻します。
…しかし何も起こらないようです。
村の呪いを解くことはできないのか…。と一瞬思いましたが、
みんなが手にしていた不思議な石が手がかりとなりましたね!
S級魔導士たちが石を組み立てます!
なかなか組み立てる事ができず、子どもたちも不安そうに見守っていましたが、
みんなの中から、「光で照らせばいいんじゃない?!」という声があがります!
さっそくそのとおりにやってみると石版は完成し、
無事、「コギト・エルゴ・スム」という言葉を読み取ることができました!
みんなの発想力には驚かされましたね…!
「コギト・エルゴ・スム」
初めて聞く言葉だったと思いますが、ギルドマスターが説明してくれました。
「この言葉の意味は、自分は本当に存在しているのだろうか?と考えることが自体が、
自分自身の存在の証明である。という言葉だ。」
実はこれ、ラテン語で「我思う故に我あり」という意味の、哲学者デカルトの言葉でした。
ギルドマスターの言葉の意味は理解できましたか…?
少し理解するのが難しかったかもしれませんが、
呪文はわかったので、みんなで唱えてみました!
「コギト・エルゴ・スム!!」
するとオーブの力が祭壇に伝わり…
みんなのおかげで村の呪いは解けた様子!!
村人たちは幸せを取り戻しました!!
アドベンチャーハイクを終えて、みんなとさらに仲良くなったようですね!
歌も歌いましたね!
私は今回前に立って歌を歌うリーダーの役割も持っていました。
今回のスクールで初めて歌う歌だったので
みんながどんなふうに歌ってくれるのか正直不安でしたが、
閉校式で大きな声で歌ってくれたことはもちろん、
他の場面で自然と口ずさんでるのを聞いて、とても嬉しかったです!
数々の試練を乗り越えた後のみんなの姿は、とってもかっこよかったですね!
お疲れ様!(^^)
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様々な冒険が待っていた2日間の様子の一部をみることができたでしょうか?
ところでみなさん、スクールで歌った曲の題名を覚えていますか?
「さあ冒険だ」という曲でした。
この曲は、一見アドベンチャーハイクに合わせた曲のように思ったかもしれませんが、
そうではなく、「ホリデースクールのテーマソング」でしたね。
冒頭でも触れましたが、初めて出会う人達と普段と違う環境で過ごした2日間。
普段は体験しない困難に出会った場面はありませんでしたか?
そんなとき、ちょっぴり勇気を出して、冒険に出た主人公として困難に立ち向かってほしい。
そんな想いを込めてこの曲を歌っていました。
そして、冒険の物語はこれからも続きます。
これからみなさんは、「君たち自身の人生」の主人公として自分の人生を歩んでいきます。
今回のスクールでの体験を忘れず、様々なことに挑戦していってください!
「さあ冒険だ!」
小林榛菜(広島大学1年)