こんにちは。藤川です!
4月1日(日)~6日(金)にドイツ・ハノーバー市へ訪問団として行ってきました。
今回は前半の報告の続き、日程後半の報告です!
(前半の記事はこちらをご覧ください。)
4月4日
ドイツ料理クッキングパーティー
この日の最初のプログラムはクッキングパーティー!
みんなでドイツ料理を作ります。
なんと、調理に使用する食材を買うのも自分たち!
近くのスーパーに行き、食材を購入します。
買い物リストを見ながら、商品を見つけていきましたよ!
スーパーの陳列棚には有名なソーセージやチョコレートがずらり。
沢山の種類があり、驚きました!
また、レジでの会話など、言葉が通じるか緊張しましたが、
スムーズに買うことが出来ましたね。
買い物を終え、グループに分かれて調理開始!
メニューはドイツ語で記載されているので、現地の子たちと協力しながら
作っていきます。
約25人分の料理なので、たくさんの食材を切ったり、大きな鍋で煮たりと、
普段の料理よりもたくさんの手間暇をかけましたね。
私のグループは肉団子にかける玉ねぎソースを作りました。
トマトベースに調味料としてパプリカパウダーを入れ、
みんなで味見をして、自分たち好みの味に出来上がりましたよ!
手間暇をかけた分、完成した時に大きな達成感を得ることができました!
そして、自分たちで作った料理を頬張り、みんな素敵な笑顔。
「おいしい!」という声が色々なところから聞こえてきました。
たくさん作ったので、おかわりもあり、満腹になりましたね!
サッカースタジアム見学
ハノーバーにはサッカースタジアム「AWDアレーナ」があります!
そのスタジアムに見学に行きました。
ここはハノーバーを本拠地としている
「ハノーバー96」のホームグラウンドです。
選手たちの控室へ、さらには、メディア取材を受ける会見室にも
入らせていただきました。
なかなか入ることの出来ない部屋へ案内していただき、みんな大喜び!
部屋の隅々まで見ていましたね。
施設見学をしたあと、ついにフィールド内へ!
ピッチまでおりて、広いスタジアムに大興奮!
ベンチに座ったり、フィールドの周りを走ったりして楽しみました。
壮大な景色を目に焼き付ける事が出来たのではないでしょうか?
私自身も初めてこんなに大きいサッカースタジアムに入ることが出来て
嬉しかったです!
この応援席に座り、サッカーの試合をいつか見てみたいなと思いました。
このスタジアム訪問を通じて、スポーツというものに興味を持つことが出来たので
サッカーだけではなく幅広いジャンルに触れていけたら良いなと思います!
さよならパーティー
夜には「さよならパーティー」を友好会のみなさんが開催してくださいました!
お世話になったホストファミリーと一緒にご飯を食べて素敵なひとときを
過ごすことが出来ました。
パンやお肉、さらにお寿司まであり、豪華な料理が机にたくさん並んでいて、
どれを食べようか迷いました…
食事が落ち着いたところで「ひろしまサロン」を開いてくださいました。
戦争や平和に関する題材を用いて、
改めてみんなで“平和とは何か”ということを考えました。
平和について学んだことや感じたことを大きな紙に書きましたよ!
最後はステージで出し物をしました。
ドイツの方も日本の歌を歌ってくださいました!
私達もステージで歌い、貴重な体験をさせていただきましたよ。
ステージ上で出し物をする機会は滅多にないので、
みんなで歌うことが出来て楽しかったです!
4月5日
エギディエン教会
戦時中、ハノーバーは空爆によって大きく街を破壊されました。
1943年の空爆により、破壊されたエギディエン教会は
今日まで戦争の悲劇を伝えています。
この教会には姉妹都市である広島市より送られた平和の鐘があり、
セレモニーのあとみんなで鐘を鳴らしました。
教会に響きわたる平和の鐘に胸を打たれ、
戦争の悲劇を忘れてはいけないと思いました。
隣の人を思いやる、優しい気持ちを忘れない、
といった小さな心がけを行っていきたいと思います。
また、本会代表理事の井内先生とハノーバー広島友好会の方の
花束贈呈も行われました。
自由時間
お待ちかねの自由時間!
ハノーバーでの残りの時間を思い思いに楽しみました。
グループに分かれて行動したので、写真がないのが残念ですが、
集合した時みんなの手にはたくさんのお土産がありました!
いい買い物が出来たのでは無ないでしょうか?
私達のグループはボードゲームコーナーにも行きましたよ。
ドイツはボードゲームの本場でもあります。
さすが…!ボードゲームがたくさん…!!
とても広いスペースに様々なゲームがありました。
青少年協会にもボードゲームがあります。
また、みんなで楽しみたいですね。
次のボードゲームカフェの開催はいつかな?楽しみです。
お別れ
楽しい時間はあっという間に過ぎる、というのはこのような時に使うのだなぁと
思うくらい、ハノーバーでの時の流れをすごく早く感じました。
空港ではホストファミリーの方が見送りに来てくださり、
別れの挨拶と写真撮影を行いました!
かけがえのない友だちをハノーバーで作ることが出来たのではないでしょうか?
国境を越えたつながりをこれからも大切にしていきたいですね。
4月6日
帰国
飛行機の中では疲れのせいか、寝ている子が多かったです。
行きと同様、ミュンヘン空港と羽田空港を経由して広島に帰って来ました。
4泊6日という短い期間ではあったのですが、充実した実りある日々を
過ごすことが出来ましたね。
帰国したときの子どもたちの様子は一回り成長した姿、表情でした。
この訪問団を通して、色々な学びや発見をすることが出来ましたね。
今回の訪問団では市庁舎表敬、エギディエン教会訪問をはじめ、
様々な体験をさせていただきました。
ハノーバーの文化を肌で感じ、
ホームステイなどを通して現地の方と深い交流が出来たことは
子どもたちにとっても良い経験になったのではないでしょうか。
私自身もこのハノーバー訪問で自分の視野が広がりました。
いつも日本でよく見る光景は、実は当たり前のことでなかったと気づいたり、
言語の壁があっても想いを届けることが出来るということを
学ぶことが出来ました。
この訪問団で体験したこと、感じたことが一緒の宝になるように
大切にほしいと願うと共に、これからの生活や人生の中で生かしてほしいなと
祈っています。