ダイアローグ・プレイス 報告
こんにちは!西岡幸輝です。
9月15日(土)~17日(月・祝)の3日間、アステールプラザにて
ダイアローグ・プレイスが行われました!
ダイアローグ・プレイスとは、
「自由な雰囲気の中で行われる、真剣な話し合い」であり、
「聞き手と話し手によって担われる創造的なコミュニケーション」と定義される、
対話を通じた他者理解や自己理解、そして自己形成を目指すものです。
今回のテーマは、「君たちはどう生きるか?」
3日間、自分の人生の生き方について、しっかりと向き合いました。
はじめに、企画者の河本さんから、「キャリア」についてお話がありました。
幸せのあり方が十人十色で、生き方がわかりづらい今の時代、
自分を幸せにすることができるのは、自分自身だけ。
だから、自分で自分の人生をデザインして、導いていくことが大切であり、
そのために、今回は「キャリア仮説を立てよう!」という目標が共有されました。
初日のテーマは、「自分を理解しよう!」
まずは自分のキャリアを考えるにあたり、自分を知ることからはじめました。
最初のワークは偏愛マップ!
自分の好きなものをひたすら1枚の紙に書きだし、それをグループで発表しました。
実際に自分の好きなことを考えて書きだそうとすると、
思ったほど多くのことを書きだせませんでしたね…。
普段、好きなことについて、ここまで深く語ったり聞いたりすることは
少ないと思うので、自分や仲間の嗜好を再発見できたのではないでしょうか。
続いてのワークは過去分析チャート!
自分の幼少期から現在に至るまでの出来事や感情を思い出し、
自分の性格や興味・関心を理解しました。
みなさんはこのワークで、自分の関心ごとを理解し、
将来について考えられたでしょうか?
私は、頑張った学校行事や尊敬する先生との出会いなどを思い出し、
自分も将来教師になって、学校に勤めることができたなら、
どんなにすばらしい出来事が待っているのだろう、と想像してみました!
2日目のテーマは、「キャリア仮説を立てよう!」
いよいよ、自分の生き方と向き合います。
この日最初のワークは価値の序列!
今回の価値の序列は、キャリア用にバージョンアップ!
「愛情」や「お金」のほか、「趣味/娯楽」・「美容/健康」などの8項目を、
自分が今、大切にしたい順番に並べたあと、
グループでその順番の違いについて話し合いました。
私たちのグループでは、「愛情」と「友情」の大切さについて議論しました。
そこで、自分の今の状態や人生における位置づけによって、価値観は変わることに気づき、
自分を見つめ続けていくことの、必要性を感じることができました。
ここで、次のワークに行く前にひと休み!
ペアで散策に出かけました。
気分転換って、やっぱり大事ですね!
休憩後、最初のワークはすばらしい新世界!
価値観を遺伝的に操作され、誰もが幸せに感じるようになった世界を、
良いと思うか、そうでないと思うかで、議論し合いました。
みんなで話し合ううちに、「幸せとは何か?」「教育とは何か?」
という話に発展し、普段は考えないところまで深く考えましたね。
そして、この日最後にはキャリア仮説を立てました。
これは、自分が30歳になった時、どのようなキャリアを歩んでいたいかを、
仕事面とプライベート面の両方から考えるワークです。
自分のキャリアを考えると、やりたいことがいっぱい出てきましたね!
私も、ここで立てたキャリアを実現できるように、
日々頑張っていこうと思いました。
最終日は、3日間を通して学んだことをまとめ、グループごとに発表しました。
どのグループも、この3日間でたくさんの学びを吸収し、
すばらしい発表をすることができました!
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今回のダイアローグ・プレイスでは、自分の将来のことについて考えました。
私は今まで、大学2年生という立場から、
「仕事をするのはまだまだ先のことだな」と思っていました。
しかし今回のダイアローグ・プレイスで、社会人になるのはもうすぐそこなのに、
自分はほとんど何も、将来のキャリアに対して考えていなかったのだな、
と思わされました。
そういう意味で、今回のダイアローグ・プレイスに参加して、
自分の将来と向き合うことができて、良かったと思います!
将来への第一歩として、まずは10月から始まる大学の授業を頑張ろうと思いました。
今回のご報告は以上です。
次回のご報告も、どうぞお楽しみください!
西岡幸輝(広島大学2年)