こんにちは、河本です!
6月11日(日)にアステールプラザで行われた、
チャレンジの現場「Dialogue with the Movie」の報告をします!
今回挑戦したのは「対話型鑑賞」!
まず初めに、
対話型鑑賞についてのレクチャーを行いました。
対話型鑑賞とは、芸術作品を鑑賞し、そこで見たこと、感じたこと、考えたことを、
他の人と自由に語り合うことで作品への理解を深める、新しい鑑賞の方法。
中でも今回は、「映画」をテーマに対話型鑑賞を行います!
ではどんな映画を見たのでしょう…?
何を見るかは当日までのお楽しみにしていたのですが…
今回見た映画がこちら!
「ぼくらの七日間戦争」です!!
物語の舞台は1980年代の日本。
行き過ぎた管理教育に我慢ができなくなった中学生たちが廃工場に立てこもり、
担任や暴力教師、果ては機動隊まで巻き込んだ戦いを繰り広げます。
今回は部屋を真っ暗にしてプロジェクターを使って鑑賞しました!
音響設備もバッチリで、さながら映画館で見ているようでしたよ!
「七日間戦争」というだけあってハラハラ、ドキドキの連続で、
みんな楽しんで観てくれたようです。
さて、映画は終わりましたがチャレンジの現場は終わりません。
むしろここからが本番です!
一つ目のテーマは「映画を見た感想」。
映画を見て感じたこと、考えたことを自由に語り合いました!
一口に感想と言っても、人によって気になったポイントは様々なようで、
先生が怖い、今とは町の様子が違う、物語の後はどうなったんだろう?
などなど、色々な視点から対話がされていました!
続くテーマは、「先生の立場に立って映画を振り返ってみよう」。
映画の中では悪者として描かれていた先生たちですが、きっと先生たちにも彼らなりの正義があったはず。
先生の気持ちを考えるところから、対話をスタートしました。
それぞれグループで話した後には、全体での発表も行います。
各グループ順番に、グループ内で話したことを全体に共有しました。
先生を擁護するグループ、はたまた批判するグループ、
中には、図を使って説明してくれたグループもありましたよ!
同じテーマを元に話していても、話の広がり方が違っていたり、
異なる視点からの意見が出たりと、
本当に参加者一人ひとりの色が出ていたように思います。
子どもたちにとって楽しいだけでなく、リーダーたちにとっても楽しい活動だったようです!
今回体験してもらったように、ものの見方、感じ方というのは本当に人それぞれです。
参加者の皆さんには対話型鑑賞を通して、それを感じてもらえたのではないかと思います。
人と人とが意見を交わす時、そこにはきっと新たな発見があります。
たとえ自分とは違った意見でも、すぐにはねのけてしまうのではなく、
ぜひ一度耳を傾けてみてください。
素敵な出会いが待っていますよ。
さて、チャレンジの現場は7月にも開催されます!
次回のテーマは、みんな大好きボードゲーム!
詳細は近日中に公開します!
お楽しみに!