こんにちは!白井です!

今回は、先日行われたチャレンジの現場の報告です!

チャレンジの現場は、
・やりそうでやらない
・広島では機会に恵まれない
・専門的な知識が必要
など、普段はなかなか体験できないことに、みんなで果敢に挑戦しようという会員活動です。

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今回は、燻製(くんせい)作りにチャレンジ!
ということで、みんなで燻製器を手作りし、それぞれが買ってきた食材を使って、いろいろなものを燻製にしてみましょう。

燻製とは

燻製作りははじめてで、そもそも燻製が何かわからない子どもも多いということで、
はじめに田中リーダーが「燻製とは何か?」を説明してくれました。

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燻製とは、肉や魚などを煙でいぶした食べ物、あるいはその調理法のことだそうです。

みなさんは、燻製がいったいいつ頃から作られているか知っていますか?

燻製の歴史をひもとくと、遠い昔、今から約13,000年前の石器時代には、燻製の原型とも言える調理法がすでに生まれていたんだそうです!
といっても、当時は、食べきれない肉や魚を天日で乾燥させただけのものでした。
それから人類が火を使うようになったことで、煙を使って食材を乾燥させる方法が生み出され、長期保存できるようになりました。
さらに、今から約2,000年前の古代ローマ時代に、ドイツ地域に住んでいたゲルマン民族たちが、従来の煙でいぶす燻煙法に塩づけを組み合わせて長期保存する方法を生み出しました。
これが、現代の燻製の原型といわれています。
このように「保存性」と「風味」を追い求めた結果、燻製という調理法が誕生したんだそうですよ!

ということで、今回は先人たちの知恵と工夫が詰まったこの「燻製」を、みんなで体験してみたいと思います!

燻製器作り

燻製には、冷燻・温燻・熱燻の大きく3つがあります。
今回は、家庭でも簡単にできる「熱燻(ねっくん)」にチャレンジです。

熱燻は、80℃を超える高温で短時間いぶす方法です。燻煙時間は20分~4時間程度。
高温によって加熱処理されますが、乾燥されないため、保存のためというよりも風味づけのためにおこなわれるものです。

燻製器は、ダンボールで作ります。
材料・道具は次の通り。
・段ボール
・BBQ網
・スモークウッド
・ピートパウダー
・アルミホイル
・ガムテープ
・カッター

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段ボールに切れ込みを入れて、網を差し込んで、、、
はい、出来上がり!

本当にこんなに簡単に燻製できるのかというくらい、とても簡単に作ることができました。

買い出し

今回は、それぞれのアイデアで食材を選ぼうということで、近くのスーパーに食材の買い出しに出かけました。

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「ソーセージやチーズの燻製はおいしそう!」
「かまぼこなど練り物を燻製にするのもアリ!?」
「果物やお菓子を燻製にしてみたらどうかな?」

など、自由な発想のもとに買い物をし、いろいろな食材が揃いました。

あとは、食材を網に乗せ、スモークウッドに火をつけ、ダンボール燻製器にガムテープで蓋をして、1時間ほど待つだけ!!

待っている時間は、ブレインストーミング!
「次回のチャレンジの現場では何にチャレンジしたいか?」について、みんなでアイデアを出し合いました。

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試食

待ちに待った試食の時間です!
食べる前から、辺りにはサクラウッドの燻製の香りでいっぱい!

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おいしい燻製はできたかな?

「おいしい!」

という声が聞こえて来る中で、

「リンゴやマシュマロは苦いけど、バナナはおいしかった!」

など、実験(?)の結果も聞こえてきました。

どのグループもおいしい燻製ができたようです!

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今回は時間の関係で短時間の熱燻でしたが、ぜひ家ではゆっくりと燻製をして、ご両親にプレゼントできるといいですね!

では、次回のチャレンジの現場をお楽しみに!

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