こんにちは!若林です!
今回は、3月27日に行われた「第一回高校生企画」についての報告をします!
「高校生企画」とは簡単に言うと
学生会員を対象とした「語る場」を、高校生が企画運営するというものです。
私たち学生会員は、普段から集まって様々な活動を行っています。
けれども、お互いのことを「語り合う」ということはなかなかできません。
そこで、
「みんなで集まって、柔らかい雰囲気の中でお互いのことを知れるような話をしよう!」
という企画が「語る場」です!!
まずは最初に私から、高校生企画の趣旨を話させてもらいました。
企画の趣旨を理解していた方が、それに沿った話し合いをすることができて、よりよい対話になるからです。
これはどのプログラムにも言えることです!
そのため、まずは
・どうして高校生企画を始めたのか
・どういう雰囲気で行っていくのか
・なにを意識して対話してほしいのか
などを説明し高校生企画への理解を深めてもらうことから始めました。
「語る場」ということで、
こちらでお題を提示して、それについてみなさんに話してもらう、
という形を取りました。
今回は話題を二つ用意し、二部構成で行いました!
まず一つ目のお題は
「人間関係を広く浅くか狭く深くか」
ただ、現状について話すだけでなく、
・理想はどちらで現時点ではどうなのか
・年上年下ではどうなのか
など様々な条件をつけて話をしました。
今回は二つのグループに分かれて話をしてもらいました。
やはり、全く同じ考えの人はいないため、十人十色の回答でした。
グループのメンバーのことを知る、
そして自分自身の人との関わり方を知り、振り返る、いい機会になったのではないでしょうか!
そして二つ目の話題です。
が、少し重い内容であることもあり、「あるもの」を使いながらの説明でした。
それはこちら!
紙芝居です!
高校生らしく、ちょっとした遊び心を入れることで、難しい話題をわかりやすく説明しました。
それでは二つ目のお題について説明したいと思います。
みなさんも自分だったらどうするか考えながら読んでみてください。
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あなたは豪華客船で旅をしています。
しかし、その船が沈没してしまいした。
命からがら救助ボートに乗り込み、そこにはお互い面識のない4人の生存者がいました。
しかし、1人の様子がおかしいです。
その人は、脱出する際に大きな怪我を負ってしまいました。
手当もできないため、このまま死んでしまうことは目に見えています。
さらに、残りの3人は無傷なものの、救助ボートには食料がなく、このままではあなたを含めた3人とも餓死してしまいます。
そんなとき、一人が「怪我を負っているやつはどのみち死ぬんだから食べてしまおう。」と言いました。
もう一人も「そういうことは決められないからあなたの判断に任せる。」と自分に決断を委ねてきたのです。
食べずに全員死ぬか、食べて3人で生き残るか。
さぁ、あなたならどうしますか?
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すごい話だと思ったかもしれませんが、
これは実話を元に生まれた思考実験なんです。
普段生活しているときには考えもしないシチュエーションについて話すことによって、メンバーの深層心理が見えてきます。
こちらのお題も、
・怪我人が社会的地位の高い人だったら
・友人、家族だったら
・怪我人自身がどちらを望んでいるのか
と様々なオプションをつけて話しました。
これによって、それぞれが何を大切に思っているのかを知れたように思います。
人によって考え方が全く違って
みなさん、盛り上がっているようでした!
このように第一回高校生企画では
二つの人間関係に関する話題について話してもらいました。
相手のことを知ることができたのはもちろん、
自分の価値観を知れたのではないのでしょうか。
また、違う考えを持つ人と話すことによって新しい視点を見つけることができたと思います。
このように、学生会員同士で話す場を積極的に設けて、
スクールに向けていい関係を築けていけたらと思います!
初めての企画運営ということもあり、
多くの方々のサポートを受けての開催となりました。
企画運営を通して自分自身の成長を感じると共に
会員同士のつながりの重要性に気づくことができたように思います。
企画後には「楽しかった」「また参加したい」との声をたくさんいただけて、やってよかったと心底思いました。
これからも高校生企画「語る場」を第二回、第三回と開催していきます。
お時間のある学生会員のみなさんは是非参加お願いします!
次のブログもお楽しみに!